二千二十四年七月九日
火ひに入いれた 粘ねん土どの器うつわ 火ひを守まもる 泥どろまみれ火か山ざん 雨あめとの供そなえ
悲かなしさか 草くさなど望のぞむ 獣けものの死し なぜ腸はらわたは 飢餓きがを忘わすれぬ
呪まじなった トウモロコシか 人間にんげんか 神かみの骨ほねから 孤こ独どくの踊おどり